このメルマガで,あなたもソムリエになれます。』 <2017年度版>


ソムリエ試験は広範囲で独学では学習ペースがつかみづらく、漠然と暗記しただけでは試験に失敗します。週1回のメルマガで頻出要点をコンパクトに学習します。また短期間で多く覚えるためには『忘れたころの復習』が非常に大切です。そのために適時「無料増刊号・徹底過去問対策」も配信。2次対策の『非常識なテイスティング』は必読。試験前に行う秘策です。
また、試験勉強だけでなく、暗記テクニック法やワイン好きを『おっ!』と言わせるワイン雑学もコラムで紹介しています。
  ↑1次試験合格通知書。                2次試験合格後に送られてくるバッジと認定証、認定カード

本試験には幅広い分野からの学習が求められました。


「ソムリエ・ワインエキスパート試験」は問題数が増加傾向。           
フランスの問題は全体の3割弱。最近の日本ワイン市場を反映して、世界中の幅広い国々からワインに関しての問題が出題されました。
しっかりと広範囲な学習を受験生がしてきたかを求めていました。



↓↓ソムリエ試験対策はこのメルマガにあります↓↓

本メールマガジンは毎週1回の配信なので、仕事のある方でも無理なく効率的に学習をすすめることができます

絨毯爆撃的な暗記方法では時間がいくらあっても足りません。覚えるところ、捨てるところを明確にします。

過去問を徹底分析。傾向を読み取り、本年度試験を予想。



 1次試験対策

【フランスと新興国の問題が鍵!!】


ソムリエ試験問題数は100〜110問。 

ソムリエ試験では

フランス中心の学習が求められます。

フランスだけでも30問(料理を含む)近く出題されます。



また近年は世界各地でワインが造られ、私たちもさまざまな国のワインが飲めるようになってきたことから

ソムリエ試験においても、ニューワールドといわれる新興国の問題が増えてきました。

出題国問題数(呼称:ソムリエ:近年の平均数でカウントしています)
フランス29問
イタリア7問
ドイツ1問
スペイン6問
アメリカ4問
ポルトガル3問
オーストラリア4問
ニュージーランド2問
オーストリア2問
日本7問
他新興国でチリ、カナダ、ハンガリー、スイス、チェコ、アルゼンチン、南アフリカからの出題が1〜2問です。
酒類飲料概論15問
公衆衛生7問となっています。






さまざまな国から出題され、出題範囲がとても広くなっているのが分かりますよね



過去に比べて、近年ドイツは減少傾向。日本を始めとした新興国の問題がとても増えています。


試験範囲がとても広範囲になっていますので、今まで以上に効率的な学習が求められるようになってきました。



対策が必要です!!




 オリジナルなMAPの配信
このメールマガジンでは受験生の方が学習しやすいように、独自のマップも幾つか配信しています。



 ソムリエ試験受験記
私は、ワインアドバイザー試験に一発合格しました。
6月から試験勉強を始めて、約3ヶ月間の受験勉強でした。
平日は1日2h、休日は5h程度の学習だったと思います。


ソムリエやワインアドバイザーを受験する方は、誰しも仕事をしながらの勉強だと思います。
平日で1日3hの勉強時間を取れる方はまれでしょう。
勤務地が自宅から近くて自分の時間がしっかり取れる方はいいですが、多くの人はそうもいきません。


私自身も不規則な勤務形態であったため、勉強時間の確保には大変苦労しました。
ちょっとした仕事の合間や自宅でのトイレ、お風呂でAOCやDOCGを覚えました。
学習期間は人によって様々ですが、受験した友人の多くは3ヶ月〜5ケ月位の期間だったように思います。


ここでは私の経験から、ソムリエ試験を受験する際のポイントをあげたいと思います。


ソムリエ試験を受験しようと思われた方の多くが、まず最初に実際の試験問題を見ただけで
これは無理だ。覚えれそうもない。』と感じた方が多数いらっしゃいます。
それは、問題文にあるフランス語、ドイツ語、イタリア語、etc・・・が原因です。
語学アレルギーの方はここで敵前逃亡してしまいます。
また、『 なにくそっ! 』と思い学習を始めてみても、とっかかりのフランスで覚える量が膨大すぎて
ここでもまた敵前逃亡してしまう方がいます。


ソムリエ試験は暗記試験です。
ただひたすら暗記することが求められます。
残念ながら、暗記せずに合格する必勝法はありません。
学生時代、社会、特に日本史や世界史が得意科目だった方に向いている試験と言えるかもしれません。


ただ、大学受験ほどのボリュームも無いのも事実です。
頑張れば3ケ月程度の勉強で十分合格できる試験です。
過去問を分析していくことで、出題パターンもある程度分かります。


合格点は7割が目安とされています。 
(※2007年2008年は試験が難しかったため実際は7割を切っていても合格していた)
選択肢が4択のため、確率的に言えば、小学生でも25点は取れます。
要はあとの45点を取るための勉強をすれば晴れて1次合格です。
 2次試験対策


難関の1次試験突破後、2次試験が待ち受けています。
2次試験は、口頭試問と呼ばれるいわゆるヒアリングテストとティスティング試験があります。
ソムリエ受験の方は実技試験もあります。

2次試験では特にテイスティング対策が重要です。
このメルマガでは受験生の多くが悩むセパージュ(品種当て)や、的確なコメントをどう選択するかなどをお教えします。
過去出題されたワインから読み取る今年の傾向や、ワインスクールが教える“点数が稼げる受験テクニック”も紹介。
高額なスクールに行かなくても、このメルマガで一発合格を目指せます。


1次の筆記試験も突破しないことには、当然ですが2次試験には進めません。
でも、
この2次試験も侮る無かれ。2008年度の試験では、2次試験に2,573名が挑み、2001名が合格。
500名以上の方が残念な結果となりました。約1/4の人が涙を飲んでいます。侮ってはいけません。



セパージュは、赤白とも比較的判別しやすい品種がでます。
赤では、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、シラー
白では、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリングの判別が最重要となってきます。
リキュール類は何が出るか全くわからないので、あまり神経質に考える必要はありません。
3つのワインに集中します。

2次試験では、高額なワイン(受験者が多いため)は出ません。
1,000円台のテーブルワインで十分です。
筆者も1000円のワインを6本買いテイスティングの練習をしました。


セパージュ対策と、あとは的確なテイスティングコメントを選べるかどうかになります。
資格試験によく言われることですが、各試験にはそれぞれコツがあります。
そのコツを見つけた人が合格します。


ソムリエはいわゆる職業ですし、ワインアドバイザーはワイン業界に勤めている人には不可欠な資格です。
ソムリエになりたい!
名刺に日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザーと肩書きがあれば商談がよりスムーズにいくはず・・・。
ワインエキスパートを取得して、友達をあっと言わしたい!
そのような方にぜひオススメしたいメルマガです。





 2次試験の会場にて

2次試験を受験された方ならご存知なはず。
試験終了後、会場出口には1枚のボードが置かれています。
ボードには、出題されたワインが書かれています。


赤ワイン チリ カベルネ・ソーヴィニヨン2005
白ワイン フランス シャルドネ2003
白ワイン イタリア モスカート2007
バーボン


ある会場ではボード前で、泣いている女性がいらっしゃいました。
隣で友人の方がなぐさめています。
恐らくですが、この品種を当てることが出来なかったのでしょう。


2次試験のデギュスタシオンは品種を当てるだけが全てでないといわれます。
日本ソムリエ協会は具体的な採点基準を公表していないため、合格の基準がぶどう品種を正確に当てることなのか
あるいはテイスティングのコメント重視なのかはよく分かりません。


ただ、全て品種を外して、合格したという方は今まで聞いたことがありませんし、多くの受験生もそれが分かっているから
ボードの前で一喜一憂するのです。
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート呼称資格認定試験は、最終合格率が40%程度です。
受験料も高額で、ワインの専門知識が高い方しか受験しないので、他の資格のような“いわゆる受験するだけの
記念受験者”も少なく、ハイレベルな知識を要求されます。
特に筆記の1次試験は、膨大なワインを覚えなくてはならず合格した方の努力は相当なものだったはず。


そのうえ、2次試験はテイスティングが待ち構えています。
某TV番組で、ワイン好きの有名芸能人が格付けワインを当てることができないのもテイスティングの難しさを象徴しているでしょう。


2次試験会場の受験者のテキストはすごく汚れています。書き込みでいっぱいです。みんな必死で勉強してきたのがよく分かります。


このメールマガジンが『2次試験会場のボード前で、にこやかに友人と握手する受験生』のお手伝いができれば、
筆者として、これ以上の幸せはありません。
↓手書きのイタリアDOCGマップ。トイレの壁に貼って覚えました。コマ切れの時間をうまく使いましょう。 
過去問を分野ごとで年度ごとに色分けしたノートです。 こうすることで、頻出ポイントが一目瞭然です。↑ 
試験のポイントを分かりやすく!
※<参考>2009年8月10日配信 Vol.11号分より抜粋。 赤字のところが試験に出ました


【 アメリカ 】

皆さんはアメリカワインにどのようなイメージを持っているでしょうか。
アメリカの主要ワイン産地はカリフォルニアです。全米の90%の生産量を
誇ります。



カリフォルニアとは?

見わたす限りの砂漠や荒廃した山岳地帯、照りつける大きな大きな太陽、
雨など全く降りそうにない真っ青な空 等々が私のイメージです。
 
 
カリフォルニアワインのポテンシャル?
 
ワイン業界での衝撃的出来事の一つ、“パリ・ティスティング”。1976年
にフランスのワイン専門家たちを集めて開かれたテイスティング会。ブラ
インドで行われ、カリフォルニアのナパワインがフランスのボルドー、ブ
 
 
ルゴーニュなどの超一流ワインに勝ってしまう。その後にも開かれた数々
の仏米対決、どれも軍配はアメリカに上がる。

 
 
強い日差しがぶどうの糖度や凝縮度を高め、マイクロクライメット区分と
冷たい霧が酸味を豊かにするなど、世界でも間違いなくトップレベルにあ
るカリフォルニアワインは、これからどんなワインを輩出するのでしょう
 
 
 
 
 
 
アメリカは近年、出題数は増加傾向です。
 
 
2004年 4問
2005年 3問
2006年 4問
2007年 4問
2008年 5問

 
昨年の問題は難易度が高く、アメリカワインを全体的に把握していないと
解答が難しい問題ばかりでした。正解率はかなり低かったと思われます。
今年も細かな数字や知識を問う複合的な問題が出題されることでしょう。
 
 

 
【 カリフォルニア州 】


アメリカ生産量の約9割を占めています
生産量の多い州は
 
1.カリフォルニア州
2.ワシントン州
3.ニューヨーク州
4.オレゴン州
 
覚え方は、いつものとおり。
頭文字を取って、
『カリントウ。わし大好物!入浴中にオレオと食べるぜ。』
 
 
 
●カリフォルニア州のワイン法
 
ラベル表記に関わる数字をしっかりと覚えてください。繰り返しよく出題
されており要頻出ポイントです。
 
数字をしっかり!とです。うろ覚えはダメです。
 
 
 
各表示について
 
品種名…表示されたぶどう品種を75%以上使用
 
収穫年(ヴィンテージ)…85%以上使用(※AVAワインは95%以上)
 
産地名 
郡名      75%以上
AVA名    85%以上
ヴィンヤード名 95%以上
州名      100%
 
ヴィンヤードとは畑のことです。産地名は少しややこしいですが、要は
郡名を表示したいのなら、その郡内で穫れたぶどうを75%以上は使用しな
いとダメですよ、という取り決めのことです。



(以下、続く。)


以下は実際出題された問題文です。
2009年第一次試験問題から(試験日2009年8月24日)


■52
次の中からカリフォルニアワインを国際的に認知させた、パリで開催されたフランスワインとの比較
テイステイングが行われた年号に該当するものを1つ選べ。

1.1973年
2.1976年
3.1978年
4.1979年              正解(2)



■53
次の中からAVA名を表示しているワインの場合、収穫年表示に必要なその年に収穫されたぶどうの
最低使用規定として正しいものを選べ。

1.75%
2.85%
3.95%
4.100%               正解(3)



■55
次のアメリカのワインに関する記述中、下線(A)および(B)に該当する語句として正しいものを選べ。

「アメリカのワイン生産量の約(A)   がカリフォルニア州で生産され、そのうち約(B)   は大規模な
ワイン生産者数十社が生産している。」

1.(A)80% (B)半分
2.(A)90% (B)90%
3.(A)半分  (B)75%
4.(A)半分  (B)半分       正解(2)




 ―ニューワールド国は広範囲で、コンパクトな学習をしていかないと暗記量も膨大となり大変です。(+o+) -
試験でも多く出題されました!!くわしくはこちら。
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配信予定


 10月
 フランス ボルドー地方
 11月
 フランス ブルゴーニュ地方
 12月
 フランス アルザス・シャンパーニュ・ロワール・ローヌ地方ほか
 

 1月
 フランスまとめ、地図対策
 2月
 イタリアDOCGとDOC、地図対策、イタリアワインと料理
 3月
 ドイツ主要13地域、地図対策、スペイン
 4月
 オーストラリア・アメリカ・日本、地図対策
 5月
 ワインと料理・酒類概論・公衆衛生・ワインの販売・鑑賞
 6月
 公衆衛生・ワインの販売・鑑賞他、課題国
 7月
 基礎復習・応用対策編
 8月
 試験直前対策
 9月
 2次試験対策、非常識なテイスティング対策
 
 
 ※内容は予定ですので変更する場合があります。
 



ありがとうございます
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                                                     2011/02/21更新
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 著者 みはら
★ プロフィール★
  日本ソムリエ協会認定 ワインアドバイザー
  内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格 消費生活アドバイザー
  食生活アドバイザー・旅行業務取扱管理者・販売士などの有資格 
  旅行業の営業を経て、ワインメーカー、ホテル勤務の経歴。
  ソムリエ試験は全て独学。3ヶ月の学習期間で1発合格。

★ 発行システム★
  『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/

★ ホームページ★
  『ワインアドバイザーが作ったソムリエ試験合格メールマガジン』

★ ブログ (試験情報満載) ★
  『ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート資格認定試験の勉強法』

 

  ちょこっとコラム 「私の受験記」

 試験に一発で受かる人に共通点はあるのでしょうか?
 
 
 私の周りには、過去、ソムリエ試験を受験した方が多くいらっしゃいますが、
 合格者にある共通点があります。


 それは、
 
 『 一発合格した人は全て女性だったこと。』でした。
 
 
 男性では早い人でも2年。長い人では5回受験して、合格を勝ち取った方も
 いらっしゃいました。その中で女性陣は一発合格者が多数。2年で殆どの方が
 合格されていました。
 
 
 もちろんこのことは私の周りの限られた中での話です。
 ただ男性陣は、2度、3度と受験失敗者が多く、結局リタイアされた人も多かったです。
 
 
 その中で私が初の男性一発合格だったので、たいそう周りからお褒めの言葉を
 頂きましたが、ある意味男性陣の頼りなさを露呈したようで少し複雑な気持ちだった
 のを覚えています。
 
 
 ソムリエ試験の男女合格率はよく知りませんが、この試験はコツコツ努力型が
 報われるような気がします。確かに私の周りの男連中は“口達者型”ばかりで、
 女性は“寡黙冷静沈着型”が多いのも事実。
 
 
 『 自慢話はもうたくさん。実際、やってみせてよ。』っと、女性陣は思っているんでしょうね。
 
 
 
 コツコツ暗記するしかないソムリエ試験。
 
 暗記もせずに鉛筆ころがしのウルトラCを期待しても、まず合格しないソムリエ試験。
 
 
 
 同じ合格するなら1発で合格しましょうね。
ロワール    
ITA                
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